The Mask  「仮面の行方」第30話 (writer:Jeff King Director: David Warry-Smith )
 このエピの見所はずばり 「ハンバーガーを食べるディーフ」でしょう。(笑) ディーフィー、食べかけでも気にせずパクン。
では、ディーフは置いといて・・先住民族がいきなりフレイザーのアパートにおしかけて大騒ぎ!ちょっとエキゾッチックなエピです。
レイとルイーズ検事、フレイザーとサッチャー警視その後の展開も気になります。

Episode Guide

シカゴの博物館で北米先住民族チムシャ族の儀式用ペアマスクが公開前に盗まれる。犯人のうち一人はチムシャ族の若者デビッドだったが護送中逃走してしまう。デビッドはフランスとカナダに売られたマスクを取り返すために犯行に及んだのだった。デビッドを心配してチムシャ族エリックがフレイザーを訪ね、マスク探しを手伝うことに。エリックのお陰でフレイザ−はマスクを見つけることができたがそれは偽物だった。エリックが本物をフレイザーに探させるためにしくんだのだった。そんな矢先模造工が何物かに殺される。マスクをすりかえた犯人の仕業と判明し、フレイザー達は逃走の現場を抑える。マスクは最後あるべきところに戻った。

Character Sketch

ディーフェンベーカー
*ハンバーガーをパクついています
*臭いを嗅いで当てるのが得意 

☆フレイザー
チムシャ語が話せる また歴史にも詳しい  
チムシャ族友人がいる
*着替えるのがウルトラ早い
*寝起きでも髪型がキマッっている 
なんであんなにヘアスタイルがビシっと決まりながら寝ているのぉ?
*第六感が働く
*女心に鈍感   ディーフに鳴かれてやっと気がつきます     

☆レイ
女性にモテる秘訣のひとつは外国語の単語を一つは憶えること    語学堪能なフレイザーに今更そう言わなくてもいいような??
*土曜の夜ルィーズ検事をディナーに誘う レストラン選びに苦心しています。女心に気遣っているんですよね〜・・・フレイザーよりオトナだわ
*ウェンディーズが好き

☆イレーン
*フランス人ドゥシャンプの真似をする   髪をかきあげる素振りが面白かったです

Quote

 気になるシーンの引用です。     (3つ)


Fraser: hamburger. Oh all right.
Eric: Special sauce... McDonalds.. his favorite.
Ray: Really cause I was hoping this trail of evidence would lead us to Wendy's.

直訳:エリック「特製ソースだ。マクドナルド。彼のお気に入りだ。」
レイ:「この証拠がウエンディーズに導いてくれたらナー。」


Eric: Special sauce. Fraser:  It's him.
Ray: I don't believe this we're tracking a happy meal.

直訳:レイ「ファーストフードを追いかけるなんて信じられない。」
レイ、エリック、フレイザー デヴィッドのレンタカーを発見する

フレイザー  「ハンバーガーだ。わかったよ。」  ディーフに渡す。
エリック    「特製ソースだ。彼のお気に入りだ。」 
レイ      「シカゴ中のハンバーガーショップを探せだと。」

フレイザー達はマクドナルドのハンバーガーとソースを見つけたんですね。
レイはマックよりウエンディーズの方が好きみたい。
ディーフは演技じゃなくて本能的にハンバーガーを食べていたみたい。



エリック    「特製ソースだ。」
フレイザー  「彼だよ。」  フレイザーソースを舐める
レイ      「信じられねー正気かよ!」

この後、みんなでディビッドを探しにでかけるのですが、エリックはわざと見過ごしたフリをします。フレイザーはそれに気がついてニヤっと笑っています。またホテルに入ってからもお皿が1枚なのを見つけ、デイビッドが一人で泊まっていることを確信します。嘘がわかってエリックにウインク




Ray: Ray: The Canadian? The Canadian is the killer? On that's so unCanadian...

いいなあ(笑)この表現
レイとフレイザー真犯人を探しに博物館に車で向かう

レイ 「カナダ人?カナダ人が人殺し?カナダ人らしくねーな・・・」

今回のツボです〜。阿藤さんの声がおかしいの〜。カナダ人=いい人 の偏見です〜。



Fraser: All right let's explore another option, you kill me, you take the masks and you escape.
Eric: Now that's a plan too. I shot a caribou once. The next time I looked he turned into a man.
Fraser: You saved my life I was grateful.
Eric: And now.
Fraser: And now you may have to shoot me.
フレイザー  「別の選択肢もある。僕を撃ってマスクを持って逃げる。」 
エリック    「それもいい手だな。 昔カリブを撃った。近づいてい見ると人間に変わった。」 
フレイザー  「君は恩人だ。感謝している。」

エリック    「今は?」
フレイザー  「撃ちたければ撃っていいよ。」 

これ、Pilot Movie「国境を越えて」の話をしているんです。エリックはあのイヌイットの青年だったんですね〜。フレイザーがジェラードに撃たれそうになったのを彼が助けましたよね。
「撃ちたければ撃っていいよ」という小山さんの優しい声がポールの温和な表情とあっているんです。あんなつぶらな瞳で見つめられたら誰も撃てないわ・・・


Trivia

チムシャ族って?
紀元前2万4000年頃古モンゴロイドたちは、動物たちを追って現在のアラスカ内陸部に定着しました。これがインデアンの祖先アメリカ先住民です。そのうち太平洋北西部沿岸文化圏に属しているのがチムシャ族になります。その創造神話の殆どが「渡りがらす物語」に集成されています。エピの中でもからすが沢山出てきましたね。

マスクの話って本当なの何?
フレイザーのいったとおり実在します。儀式で使用されていたこのマスクはダンカン神父よってカナダとフランスに売られてしまったようです。
画像と説明はこちら

スェットロッジって何?
あのサウナみたいなものですが本当にアメリカ先住民族は儀式のためとりおこなっているみたいです。聖なる七つの儀式のひとつでスチーム・バス小屋の中で清めの儀式をするとか。

オンタリオ博物館
このエピで登場する「シカゴの博物館」はトロントのロイヤルオンタリオ博物館になります。すっごく大きな博物館で先史時代の恐竜の模型やオリエントの展示品まで陳列数はすごい量。半日かけてゆっくりみたいそんな大規模な博物館です。なのに・・・・あんまり人がいないんですよね〜                          

勝手な感想


今回、印象に残ったのが地下鉄駅構内、脱走したデイビッドをフレイザーが追いかけるシーンです。 フレイザーの鋭い視線がカッコよかったわ〜。精悍な表情にクラッです。フレイザーの走るときの腕の振り方がいいんですよね〜。あんなに全力疾走したのに次のシーンで息切れをまったくしていないのが不思議です。

もう一つ彼の不思議な点は寝ているときはほんと鈍感だということ・・・・あれだけの人が家の中に入ってきたらふつう気がつくと思うんですが・・・・。おしかけた家族の一人がヴィウトリアという名前で焦りました。フレイザーがあのヴィクトリアを思い出さないかと心配でした・・・が、彼は完全にもうあの事件から立ち直ったのですね。よかった。よかった。

先住民族が関係するときのエピは音楽がいいですね〜♪ まさにdueSOUTHって感じ。今回は先住民族の伝説や習慣が見れて興味深かったです。

                                                                  

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